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主任教授 中村 英樹からのメッセージ

中村 英樹
主任教授
リウマチ・
膠原病内科部長
中村 英樹

病態を考えながら
全身のマネジメントができる
医師を目指すために

リウマチ性疾患の診療は、自己免疫的な要素のみならず目・皮膚などの感覚器、呼吸器、循環器、消化器、腎臓、中枢および末梢神経系、血球系とすべての臓器について学び、診療を行います。学生さんや研修医の先生に伝えたいことは、リウマチ性疾患の診療を行うためには全身を診る必要があり、内科全般を診たいという先生方にとって学ぶべきことが非常に多い科であることです。全身をみることができれば、一般内科医や開業なども含めて将来の行く先を考えるときにも大きな力になると思います。ステロイドなど免疫抑制剤を使用するため、感染症、糖尿病や骨粗鬆症といったcommon diseaseの管理能力も涵養されます。さらに、生物学的製剤やJAK阻害剤などの分子標的薬を用いた治療を行うことにより、今後さらに発展してゆくであろうこれらの新規治療に対応できる知識と技能を身に着けることができます。さらに分子標的薬治療と感染症の管理は切っても切り離せないものであり、分子標的薬を用いた診療にかかわることにより、細菌・抗酸菌・真菌感染症を含めた日和見感染のマネジメントも自然に身についてゆきます。また、自己免疫疾患の臨床は基礎研究と近いこともあり、免疫学的な病態を考えながらの診断、鑑別診断および治療になりますので、研究を志す若手の皆さんにとっても魅力のある分野だと思います。このようにリサーチマインドを持って患者さんの診療にあたることもリウマチ性疾患のマネジメントにおいては重要であると考えています。若い皆さんが、病態を考えながら全身のマネジメントができる医師を目指すお手伝いができる診療科だと思いますので、当科の戸を叩いて頂けることを願います。

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教授 八田 善弘からのメッセージ

八田 善弘

当科は皆さんと一緒に歩む、
血液内科、腫瘍内科です

当科は血液学会、輸血細胞治療学会、骨髄バンクなどの認定施設であり、さらに腫瘍内科にも真剣に取り組んでいる数少ない施設です。総合内科専門医とともにこれらの認定医、専門医も取得できます。
臨床面では豊富な症例数からたくさんの臨床経験を積み、一人の血液専門医、移植認定医、腫瘍内科専門医として診療できるようになります。疾患ごとの専門領域の垣根を作らないようにして、全員が幅広い疾患を扱えるようにしています。カンファレンスでは上下関係なく自由闊達な意見交換をしています。
血液内科は他の内科に比べて患者さんの変化が急で多忙なときもあります。しかしその大変な中で白血球10万の急性白血病が急速に寛解していく感動を味わってください。大きなリンパ腫が急に縮小していく感動を味わってください。DICの出血が治まっていく感動を味わってください。造血幹細胞移植後に白血球が増加して生着していく感動を味わってください。患者さんがクリーンルームを出て手を振って無事に退院していく喜びを共有してください。他の施設や診療科で方針が定まらない腫瘍の患者さんを劇的に改善させる腫瘍内科医の腕前を見せてください。
大学としては単なる臨床だけではなくアカデミズムを追求しています。論文や学会発表は必須であり、上級医がきっちりとした指導を行います。若い医師にも国際誌、国際学会での発表の機会を作っています。大学院生はもとより医局員は常に向上心を持って実験研究、臨床研究を行い世界の医療に貢献する必要があります。一緒に努力しましょう。汗を流しましょう。
当科の医局員は診療、研究、教育に対する情熱はどこにも負けないと自負しています。一方で人間関係は良好で日々、楽しく充実した医局生活を送っています。忙しいながらもなるべく日勤帯で業務を終えるようにして空いた時間は自己研鑽、私生活などに有効活用しています。
血液内科、腫瘍内科に興味があり、ほんのひと握りのやる気があればそれで十分です。当科の門をたたいてください。当科は皆さんと一緒に歩む、血液内科、腫瘍内科です。
教授
血液・腫瘍内科
部長・科長
輸血・細胞治療
センター長
八田 善弘

医局員所属学会一覧

  • 日本内科学会
  • 日本リウマチ学会
  • 日本血液学会
  • 日本臨床腫瘍学会
  • 日本アレルギー学会
  • 日本造血・免疫細胞療法学会
  • 日本輸血・細胞治療学会
  • 日本リンパ網内系学会
  • 日本骨髄腫学会
お問い合わせ先
日本大学医学部内科学系
血液膠原病内科学分野
〒173-8610
東京都板橋区大谷口上町30番1号
医局長長澤 洋介